芋の独り言

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この事件で我々は何を学ぶべきか?



ワイドショーやマスコミは吉本騒動を面白がって延々とやってますが,この事件に関しては,遺族や関係者の方々には追悼の意を表するとともに, この事件で我々は何を学び今後改善していかねばならないのかということをもっと議論されるべきであると思います.
やはり,竹田さんが言うように火災の恐ろしさを教えられるような事件でもあります.火が回る速さは我々の想像をはるかに超えており,”バックドラフト”といったように危険で,映画にも描かれているほどです.また,火災は自身以上に身の回りに発生源があります.煙草の不始末はかなり火災の原因になっていると思いますが,電気というのも変換される際に熱エネルギーに一部変換されるため,電化製品の取り扱いについても注意しなければ火災を引き起こす可能性があります.特にワット数が大きいもの,ドライヤーや電気ストーブといった電気エネルギーを熱エネルギーに変換するような電化製品においては注意が必要です.これに付随し,地震などで避難する際に家のブレーカーを切っておき,火災を回避することも重要でしょう.
物の不完全燃焼で一酸化炭素が発生するわけですが,一酸化炭素は酸素より赤血球に結び付きやすく酸素不足になり,いわゆる一酸化炭素中毒になり, 火災の際の死亡原因の一つに挙げられます.このような有毒ガスや火は下ではなく上に上がっていくものですから,上の階ではなく,出来るだけ低い姿勢で下に落ち着いて逃げなければならないわけです.そして,この際にハンカチなどで鼻や口を押え,極力呼吸を少なくし,有毒ガスを吸わないようにしなければなりません.移動する際は視界不良であるので,壁など触りながら,かつ,ドアノブなど熱くなっているものを触らないように注意しながら,素早くかつゆっくり逃げなければなりませんね.日頃から防災の意識を持って生活し,いざというときに冷静に行動できるようにしておかねばなりません.
建物の構造も,万が一を想定した避難経路を確保しておく必要があります.今回の事件ではあまり防火対策がなされていなかったようで,そちらにお金をかける余裕がなかったのかもしれませんが,今後の建築で防災対策を義務付け,すでに建築されているものに対しても改築工事などで防災対策をとることを義務付けたほうがよさそうです.命を守ることにつながるわけですから,最初にそこにお金を使わねばならないでしょう.これは企業とかだけでなく,一般家庭においても大事で,日頃から防災に対する危機意識と対策用のセットの用意などが重要であります.また,外泊などする際には,避難経路を確認しておくことも重要です.避難する際にエレベーターを使用してはいけません.

私は最近はあまり京都アニメーションの作品は見ていなかったのですが,この事件でたくさんの方々が,遠くは海外からも支援や追悼が成されているということで,その存在の大きさを改めて知りました.本当に微力ながらアニメイトでの募金もさせていただきました.遺族や関係者の方々へのケアを第一優先にいち早い復興を祈らさせていただきたいと思います. www.youtube.com
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参考