芋の独り言

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外来生物による問題=人間の問題

外来生物による問題は世界中で深刻である. 最近では日本でヌートリアが発見され,農業関連で大きな被害が出ている. 生物が本来いるべき地域から他地域に移動し,外来生物となって,そこでは天敵がいないため,在来生物を駆逐し, 生態系を大きく破壊する.また,ヌートリアのように,農業作物を食い荒らすことで,人間への被害も出ている.

私が考えるに,多くの外来生物は,ペット(植物なら観葉植物)として他地域に輸送されたが,飼い主が飼えなくなったという無責任な理由でその場の環境に放し,外来生物となったパターンであると思う.
そもそも,飼えなくなるならはじめから飼うなということであり,飼う以上は最後まで面倒を見るのが飼い主の責務であり,それを放棄するのは決して許してはならない罪だ.生命への冒涜でもある. また,野に放つことで引き起こされる危機を全く考えていない無知無能な行動であり,危機管理能力があれば決して野に放つようなことはしてはならないことが通常の人間ならば理解できるはずである.外来生物の問題は人間の危機管理能力で防げた問題であり,今後は絶対に起こさず,現状の外来生物問題をいち早く解決されることを願います.そのために,各国で教育では危機管理の意識を 学生にもたらせることが重要でもあると考えられる.
ヒアリの例に関しては,輸送コンテナに付着することで輸送されてしまったパターンであり,意図的ではない.とはいえ,このようなパターンも人間の手による輸送であり,防げたことであるはずなので,細心の注意を払って荷物の輸送をしていただきたいと思います.