芋の独り言

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妄想代理人を視聴しましたッ※ネタバレあるかも

社会風刺+人間の弱さや闇を描いた作品ですね. ちょっとしたサイコホラーで,ホラー系をあまり見ない私は精神的に来るものがありますね...とはいえ,最後まで見れば比較的スッキリするかな.11話前で止めたらマジで胸糞悪いと思います.なので,最後まで視聴を勧めますね. 今敏平沢進というタッグの13話完結のアニメ作品だったので,見ようと思い見ました.制作は同じくマッドハウスでしたね.

5話で一息つく感じで,この回は”銀魂”的なギャグ要素があって落ち着きます.でも,その前までの回が,人間の誰しもが抱える闇をモロに見ている感じで,胸糞悪く感じました.怖ろしさも感じたかも. 見てて,自分にもそういう一面があるというような感じで,重ねてみてしまうからこそ,胸糞悪く感じるのかもしれません.
8話からテイストが変わり,別のアニメを見せられている?と錯覚するような,でも,最後は少年バットが妄想へ誘う点は同じですね. 8話は完全に違うような.あの三人は影がなく,もうすでに死んでいる幽霊だから少年バットに襲われなかったってことなんでしょうかねぇ? 8話は題材は闇を抱えてるんですけど,ほっこりする感じもあるというかね.
9話のオバはんたちと10話のアニメ会社の無能野郎は消されたほうが良いと思うような嫌なキャラでした.少年バットが始末してくれよっと... ここまでの感じだと,ちょっとモヤモヤというかなんというか...見てて頭おかしくなりそう...,なぐらい恐怖や不安みたいなのがありますね.
11話から本題に戻った感じで,再び登場する馬庭さんは中二病になったのかと疑うような変貌ですが,最終話のED前後を見ると... 馬庭さんは(自分はアニメの中のキャラだという)真実に到達してしまったがゆえに,妄想代理人として,我々を誰かの妄想へ案内するようになったのだろうか...? 最後の”ア=”の後に一話で”510(月子の病室番号)”だから妄想の元凶にまつわる数字が入るというのが大方の見方っぽいですが,中には”メ”が続くことで馬庭さんは自分がアニメの中の人物だと気づいたんだとする見方があるみたいですね. 私はこの両方の見方ができる解として”x"なのではないかと思います.”x"は通常変数として使われ,何でも入るわけですから,この式においては妄想の主が”x"に入ると考えればよいわけで,また,”x"は”メ”と形が似てるんでカタカナ風に読めば”アニメ”と読めますね. OPでは馬庭さんだけが逆さ向きなんですが,彼だけが真実に到達できるという伏線だったのでしょうか?また,OPの少年バットが走ってくるところでは刑事の二人は映っておらず,OPの中で少年バットの被害に直接遭わずに妄想から抜け出すことができた二人だったので,その暗示なんでしょうかね? EDでは,月子から始まり,馬庭さんで終わる輪になっています.これは最後の締めを馬庭さんが締めるという伏線だったのでは?
そして,妄想案内人の役は馬庭さんの前へお爺ちゃんであり,我々を月子の妄想へ案内したわけか...なのか? 少年バットは月子が自責の念から生み出した妄想の怪物だったわけですが,もしかしたら,そうではなく,アニメのキャラクターに自身はアニメのキャラクターであることを自覚させないための存在だったのか?
なんか,”プラトンの洞窟の比喩”に近いものがるのかもしれないな. それに,こうしてブログを書く私や読んでいるあなたも,誰かの妄想の中の登場人物に過ぎないのかもしれない. 現実だと思っているが,そうではないのかも.しかし,それは誰にも証明できない.頬をつねっていたいから現実というその証明にはならないし,最も難しい問いかもしれないな...

”パプリカ”と通ずるものがあるな. 妄想と夢.特に最終話の黒い渦?っていうのかな,アレは”パプリカ”の最後の理事長と同じ.”Fate zero”とかのアンリマユにも見えましたが. 人類悪の塊みたいな? あと,刑事の奥さんが消えていく感じは”パプリカ”で小山内?が消えていくシーンと同じように感じましたね.同じというか,作画演出が同じ? もしかしたら,”パプリカ”のプロットとして描かれた,今敏監督オリジナル作品なのかもしれません.

ともかく,まぁ,現実と一緒にしたらアカン,現実から逃げずに向き合えってことだな.それと,知らなくていい真実ってのもあるんだよ...

あと,OPとかに出てくるオバチャンが”読んでますよアザゼルさん”の管理人のオバチャンと似てると思うのは気のせいか... Wikiりましたが,制作会社も作画担当も違う気がするので,偶然かな?

声優さんは今では大御所やベテランばっかり豪華ですね.馬庭役の関さんは私にとっては”NARUTO”でのイルカ先生役のイメージが強いですね. 最近,でもないですが,”ポプテピピック”もやってましたね.そして,カエル顔のライターの声優が内海賢二さんということで,アラレちゃんではのり巻,北斗の拳ではラオウ・カイオウをやっていた方がやっていたとは...何となく声がそんな気はしてましたが.こういう役はラオウの時の演技ではなく,ジョジョの奇妙な冒険OVAでのダニエル・J・ダービーの時の演技が近いですね.

音楽は馬の骨の皆さん歓喜平沢進さん(ケイオスユニオン)です.

  • OP:夢の島思念公園
  • ED:マロミのテーマ1

ですね.今ワールドと平沢ワールドが絶妙にマッチした具合です.凄みを感じますね.

妄想代理人 (角川ホラー文庫)

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妄想代理人 サウンドトラック

妄想代理人 サウンドトラック

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