芋の独り言

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高次機能の代償としての心の病ではないだろうか?

現代社会で深刻化もしくは顕在化しているであろう精神病. 鬱(うつ)といった病状はよく聞きますが, その反対の躁(そう)というのもあるようです.

鬱がローな気分なら,躁はハイな気分. 神経伝達物質の分泌量が平常ではない状態ってことでしょうかね. まぁ,スポーツやミュージックとかでハイになってるのは別でしょうけど. ナチュラルハイってのもありますが,詳しくは分かりませんわ.

YouTuber?のえらてんさんは, この鬱と躁を繰り返す双極性障害であることを自身の動画内で明かしていましたね. えらてんさんの場合,周りの方々が温かくサポートしておられると思いますので, 大丈夫だろうとおもいますけどね. 病の時は周りの方々の温かい援助ってのは大事ですよね.

以上のように,心の病というのも, 我々にとっても深刻な病気. 周囲の理解ある温かいサポートが必要なわけです. そして,心の病はヒト種特有のものではなく,脳の高次機能を備えている生物には少なからず存在する症状でしょう. ペットを飼っておられる方はペットのストレスを出来るだけ軽減し, 日々の変化をよく観察し,危険信号が出る前に医師に相談し, 常日頃優しく接してあげることが必須でしょう. まぁ,ある程度はヒト種も同じです. 温かく見守りましょう.

タイトルから少し脱線してしまっていますが, 何が言いたいのかというと, 以上のような精神病は脳の病であり,終脳の発達の副作用である,のではないかということです. ヒト種だけでなく,ある程度終脳が発達していれば,精神疾患はある(ただし,精神疾患抱えた 野生動物は自然界では簡単に捕食されてしまうでしょうから観察はできないでしょう)ようですし, 終脳の発達と精神疾患の重症化は相関があると考えられます. ミジンコの鬱病って聞いたことがありませんし. もしかしたら,ミジンコにも精神疾患があるかもしれませんが(終脳といえなくともニューロンはあるので).

以上のように相関があるならば,我々は高次機能を犠牲にすれば精神疾患から解放されるということでもあるわけですが, そうはいかないですよね. また,我々より遥かに高度な脳を持つ生命がいるならば,彼らは我々よりも重い精神疾患を抱えているとわけです.