芋の独り言

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Dメールはタキオンが使われる

なんとなく取っておいたNewtonの2013年11月号の106ページに超高速粒子タキオン Tachyonのチョットした記事が書いてあった. タキオンは理論上の光速以上で動く素粒子で,2019年現在もまだ見つかっていないだろう. 見つかっていたら大ニュースになるはずだからね~

Newtonの記事によると, タキオンはエネルギーと速度が反比例・トレードオフの関係であり (意味合いが少し違うかもしれないけど,要はどっちかが0になると,一方は無限大になる), 真空中ではチェレンコフ光というものを放ってエネルギーを失うことで速度が無限大になる. なので,宇宙スケールでめちゃくちゃ遠い場所であっても瞬時に到達でき, 光より速いことでタキオンを使った通信は過去への情報の伝送となる. このチェレンコフ光を捉えようと研究している人がおり,Newtonの記事ではアルべーガー博士という方が例として挙げられている.

あくまで情報の伝送であって,人間などの物質はタキオンでは作られていないため,過去への伝送は出来ない, つまり,タキオンによるタイムマシンは不可能であるということ. ただ,タイムマシンでなければ,Dメールと同等のものであればタキオンで実装可能ということであるハズ. Dメールはカーブラックホールによる現在と過去との空間移動,っということだったと思うので, タキオンによる実装はメカニズムは異なっているけれど, 結果としては同じになるんじゃないかな?

まぁ,どっちの方法も現代の科学技術では実現不可能だけどな~

あと,タキオンは速くなればなるほどエネルギーを失うということなので, SF作品におけるタキオンを使った武器ってありえないというか, 破壊力がほぼ0で使える代物ではないと思うんだが... 光速に近いタキオンならまだエネルギーがあるが,物理的破壊力を備えているのかというと疑問だな~

Google Scholarで見つけた記事.見つけただけでちゃんと読んでないけど,メモとして.理解できないけど.誰か代わりに読んで解説してくれ~