芋の独り言

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いじめが無くならないのが分かる気がする動画だね


動物園の園長として檻を破壊したら動物が全部逃げてシマウマが死んだプラネットズー

野生の生物の群れでもいじめは必然的に起こる. それは種の存続のために,弱い個体を集団から追い出すといった,本能的にあたり前に起こるわけで, さかなクンも似たようなことをおっしゃっていたと思う. 若干ニュアンスが違うけどね.

人間社会だって同じなんだよ. 狭い檻(学校や会社といった組織内)の中に異なる個性の人間を入れると(以上の動画でいうなら虎とシマウマと狼とクジャクを同じ檻に入れてシマウマとクジャクが死んでしまう現象),他を襲うことが起こるわけだよ.必然的に.

ミヤネヤでいじめ問題についてやっていたのを少しだけ見たけど, いじめは起こるもしくは根絶できないことを前提に,いじめの発生源や要因を突き止め,発生率を出来るだけ小さくすることを考えなくてはならない. いじめは0にできないし,厳罰化や”いじめは悪い”と言って回るキャンペーンは全く効果がないと考えられる. 橋下徹さんの考えには私は賛成できない. 爆笑問題の太田さんの考え方の方が賛成できますね. ”いじり”と”いじめ”は根本的には同じものだけれども,それを誰にとっても笑いにできるかどうかが違いなのでしょう. 一人でも不快だと思ったならば”いじめ”でしょうね.昨今のハラスメントの定義に近いですね.

厳罰化というのは簡単かもしれないが,光を濃くして闇がさらに濃くなってしまうことになる. 単純に厳罰化すればいいという問題ではない. それで解決するなら,どんな小さい犯罪でも起こしたら死刑にすればいいってことに極論だけどなってしまうと思われる.

いじめには加害者,被害者,傍観者のそれぞれの育った家庭環境が大きな要因だと考えられる. 加害者も被害者も幼少期にDVを受けて育った可能性があると思われますね. おそらく,幼少期に親からのDVを受けていて,いじめるのもいじめられるのも当然として育った来た結果なのでしょう. 他のパターンも十分にありますがね. しかし,いじめ問題において加害者だけをピックアップするのではなく,被害者や傍観者にも注目して原因を突き止めねばならないと思われます.

いじめ問題の解決にはこの国の教育システムや倫理を改めることですね. まぁ,無理だと思いますが.

今いじめを受けて悩んでいる人は,どうすればいいでしょうね.この記事を読んでいるとは思えませんが, とりあえず両親や心理カウンセラー等誰かに相談に乗ってもらう, 話し相手を探すことですね. 話し相手という点でいえば,YouTubeとかニコニコ動画とかありなのかな? その他では,自分の妄想の中でその相手を亡き者にしとくとかですかね. 現実でやったらダメなので,あくまで妄想の中で. あとは,いじめをするような輩はやりたいことがなく,家庭環境も恵まれず,可哀そうな人間なんだと憐みの眼で見れば気にならなくなるのではないでしょうか?