芋の独り言

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ハガレン旧アニメ版(一期)※ネタバレあり?

鋼の錬金術師旧アニメ版を一通り見て, キングブラッドレイが雑魚キャラに見えてしまいました. 旧アニメ版ではキングブラッドレイに再生能力があるのと新アニメ版のような無双シーンが少なかったり, 結局ラスボスのコマのままだったのでそう思えたのかな~と. ブラッドレイが旧では完全に旧でいうところのホムンクルスっぽいですが, 新では人間に賢者の石を注入した結果人間ベースにできたホムンクルス(リンと同じか?)のようです.

キンブリーも何か旧だとしょぼいかんじのキャラですね... 新だと名言とともに人気があるんですが... 新とは違いますが,旧では爆弾狂としての美学が信念という感じでそれを一貫している感じはありますがね. 爆弾狂ゆえか旧では服の着方が少しワイルドで,新は変態紳士的な感じですね. 声優さんの演技と言いますか声は良いんですがね,見せ場があまりないのが旧は残念ですかね. グリードも諏訪部順一さんの声が強キャラ感はあってカッコいいんですけど, 旧の活躍はビビョー(ダンテに仕組まれていたとはいえ,エドに最後はあっさり倒される)ですよね. 新はリンに入ることで最後まで見せ場があるのに... エンヴィーもホムンクルス設定の違いのせいか,旧では最後はなんかイマイチ... 旧ではホーエンハイムがした人体錬成での失敗作という設定のためエンヴィーが最初のホムンクルスというかんじ. そのため,エンヴィーがエルリック兄弟とホーエンハイム固執しまくるという... 新は闇コナン化してマスタングに火炙りにされるという... エンヴィーも見応えといいますか見せ場は新ですね~ 新で強キャラなのが旧では最期があっさりな感じだからそう思うのでしょうかね?

何か見終わって,少しモヤモヤ感が残ったような... 新は途中まで見たんですが, 旧の方がストーリーが生々しいのかな?

新旧で同じシーンもあるのですが,声優さんも含め,ストーリーがかなり違いますね. 声優さんに関しては,例えば,

タイトル
キャラクター 旧アニメ   その他のキャラ例     新アニメ   その他のキャラ例    
エド 朴璐美 ジョジョ五部ゲーのジョルノ 同じ
アル 釘宮理恵 けんぷファーのバクハツペンギン 同じ
ウィンリィ 豊口めぐみ ジョジョ四部の仗助の母親 高木めぐみ SKET DANCEの丹生美森
マスタング 大川透 ジョジョEoHのウェザーリポート 三木眞一郎 .hack//G.U.とrootのクーン
アームストロング 内海賢二 北斗の拳ラオウ,カイオウ 同じ
ホークアイ 根谷美智子 ワンピースのヴィンスモーク・レイジュ 折笠富美子 黒子のバスケの桃井さつき
エンヴィー 山口真弓 妄想代理人の3・4話辺りでメインのナルシストな小学生 高山みなみ 江戸川コナン
ラスト 佐藤ゆうこ 銀魂おりょう 井上喜久子 はたらく細胞のマクロファージ
グラトニー 高戸靖広 旧版ハンター×ハンターのシャルナーク 白鳥哲 FAIRY TAILのザンクロウ
ブラッドレイ 柴田秀勝 FAIRY TAILのナレーション・イグニール 同じ
スカ― 置鮎龍太郎 トリコのトリコ 三宅健太 ジョジョ三部のアブドゥル
ホーエンハイム(キャラ設定が大きく異なる) 江原正士 ジョジョASBのアブドゥル 石塚運昇 ジョジョ三部の老ジョセフ
ゾルフ・J・キンブリー うえだゆうじ るろうに剣心相楽左之助 吉野裕行 弱虫ペダルの荒北

でした. 新旧どっちが好きか論争があるかと思いますが, 私は両方ですかね... 新旧で作風が異なっているのもあって比較して好みを決めるのは難しいかな~と思います. まぁ,エンヴィーやグラトニーあたりは旧の方が個人的に好きかもしれません. また,水樹奈々さんは新旧どちらも参加されていますが, 全く別のキャラクターを担当しており, 旧ではラース(イズミの人体錬成の失敗作.アニメオリジナルキャラ)を, 新ではリンの護衛の一人のランファンを担当していますね~ 白鳥さんも旧でメガネのケイン・フュリー(新では柿原徹也さん),新でグラトニーを担当というキャラ替えがありました. うえだゆうじさんも新では別キャラとして,グリードのかつての仲間のデビルズネストの一員でトカゲ?のキメラのビドーを担当しています. 旧に参加された声優さんが別のキャラとして新にも参加している方がかなり多いのかな~ 新旧で年齢性別ともに異なるキャラを担当するというのも中々ないような気がします. 出版社が違いますが,”ハンター×ハンター”は新旧では声優総入れ替えだったのに,ハガレンは数名が同じという. 作者のこだわりとかなのでしょうかね?

新旧の違いについて,特にストーリーのキーとなるホムンクルスとその周りの設定が違います. 旧において, ホムンクルスが人体錬成の失敗作で材料にした遺骸が弱点という設定のため, その他の設定も色々変わっています. 旧は真理の扉は別のパラレルワールドへの扉になっており, 扉は個々が固有に持っており,別のパラレルワールドのエネルギーを扉から得て,それをもとに錬金術を行えるというような設定になっています. その代わり新の方での錬金術は地脈を使って行っている感じかな? そのため,ホムンクルスを支配するラスボスとホーエンハイムのキャラ設定が大きく変わっています. ホーエンハイムがラスボスと大昔に親密な関係にあった点は共通してますが. 旧設定のホーエンハイムが新よりも登場時が明るめなといいますかくだけた感じの印象があります. 新ではいきなりエドと墓で再開して神妙な顔で”逃げたな”と言ったりしたからでしょうかね? 新では自身へのコンプレックスゆえか,最後らへんまではあまり微笑まないですからね~ そもそも,ホーエンハイムは別人扱いになっているかもですね. 出生が全く異なっています.

気のせいかもしれませんが,ウィンリィのバストサイズが新旧で若干違うような... そして,新の方がバトルもののヒロイン特有の”何でおまえがそこにおんねん!邪魔!”みたいな感じのが多い気がします... 主人公にとっての足かせにしかならん...

その他の新旧の違いでは他国が旧では東方の国以外は名称が出ますが,東方のシンの国は出てこないことですかね. そのため,旧ではリンの一派とかが出てきませんね. 旧は中央の内乱的で新は外部勢力も含めたホムンクルスとの戦いみたいな感じでしょうか?

最終回の題名が”ミュンヘン1921”で, アルを取り戻すためにその代価として,エドが別のパラレルワールドに飛ばされるわけですが, そのパラレルワールドが題名にある第一次世界大戦後のドイツのミュンヘン. インフレが起き,物価が上昇し,市民が困窮する描写があります. また,人物として

の名が出てきます. エドとともにホーエンハイム1921年ミュンヘンにいて,共同生活をしているような描写があります. また,ホーエンハイムトゥーレ協会 - Wikipedia に属してカール・ハウスホーファー - Wikipediaと錬成術らしきことを行っている描写もあります. そして,このパラレルワールドの描写は暗めの色合いで描かれています. 戦争の悲惨さや市民が困窮しているのを表現するためだと思います.

劇場版の”シャンバラを征く者”はこのラストの続きのようです. 今度視聴したいと思います. 新の方も継続して見ていきます.

あと旧アニメの最後のOPがASIAN KUNG-FU GENERATIONの”リライト”という曲が NARUROの初期のOPでも使われてた気がしたのですが,

リライト

リライト

アジカンの「リライト」 -今ちょうど私の住んでいる地域で「鋼の錬金術- 声優 | 教えて!gooより,同じASIAN KUNG-FU GENERATIONでも ”遥か彼方”という別の曲のようです. サビあたりがかなり似てる感じなので,そのように錯覚して聞こえたのでしょうね.
遥か彼方

遥か彼方