芋の独り言

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ハガレン劇場版メモと感想※ネタバレ注意

どっちもED(旧はOPも)L'Arc〜en〜Cielさんが担当してました. 原作者の荒川弘さんが好きだとかなんでしょうかね? L'Arc〜en〜CielさんらOP・EDを担当されたミュージシャンが荒川弘作品が好きみたいな記事はあるような感じではありますが...

旧版:シャンバラを征く者

旧版の続編といった内容で,(上から目線ですみませんが)アリかな~って感じでした. 旧版で最後物足りなかった方向けかな. まぁ,旧版をうまい感じで補足した感じかな. とはいえ,可もなく不可もなく.

内容のメモとして,
最初のシーンは1914のアメストリス(元?の世界線)で 孤島に隠れている核爆弾?作ってる量子物理学者(仮面でMARVELのドクターオクトパスみたいな機械を身体につけてる)を捕縛するために, エルリック兄弟が乗り込んでその量子物理学者ハスキソンとの交渉のシーンです. このハスキソンが新版ホーエンハイム石塚運昇さんでして,これは何か関係あるのか?っと思っちゃいましたね~ それでもってそのハスキソンと戦闘になり,追いつめられたハスキソンは人体錬成を行って自身を守る兵を作ろうとしますが, 当然失敗して扉の向こうの世界線へ飛ばされます. このときハスキソンは爆弾を持っていたのですが,この爆弾が最後にちょっと触れられる程度に出てきます. ハスキソン捕縛に失敗したエルリック兄弟は孤島を破壊してボートで脱出,ここでOPムービーが入って映画が始まります.

OPが終わって,旧版の最後の1923ミュンヘンのその後から始まります. エドはロケット開発を勉強していたようで, そのときにアルそっくり(瞳が青で,声が違う)のハイデリヒと出逢っていたようで, ハイデリヒらとロケット開発をしており,このロケット開発が終盤でエドを助けてくれるわけですが... で,このハイデリヒの声優さんが小栗旬さん! 誰かな~と劇中は考えてましたが,EDクレジット見て,マジかって思いました. 僕は小栗さんだとは気づきませんでした... ハイデリヒは最初登場のシーンから病弱体質なのかなという感じでしたが,終盤辺りで(銃で撃たれる前に)吐血するので結核なのかなと.

1923ミュンヘンでは元の世界線と同じ外見でありながら別の立ち位置になってたりしており,

  • ブラッドレイ:大総統=>ユダヤ人貴族の映画監督マグゼー:終盤まで地味にエドを支援してくれる
  • ヒューズ:准将だっけ?=>ナチ党を支持する警官でジプシーへの偏見があり,グレイシアとはまだ結婚する仲に至っていない:エドとはどちらかというと敵対?
  • スカ―とラスト:イシュヴァ―ル人と旧版ホムンクルス=>セリフはないが映画最後にエドたちを乗せる車を運転している

という感じかな.

その後,1917のアメストリスにシーンが変わります. このアメストリスの世界線が1923のミュンヘン目線からのシャンバラということでした. こちらはアームストロング並びにアームストロング家がリオーネの町を管理してるみたいで,ここでも姉は出てきません. アルは成長し,エドの赤フードを羽織って旅しており,リオーネに立ち寄りそこで1917ミュンヘンから兵が送られてきて... このときアルは物に自分の魂の一部を憑依させる錬金術を使い, そのための錬成人を両手に書いていました. この術で敵の鎧に魂を付加させて1923ミュンヘンに送ってエドと対話したり,敵を攻撃したりします. また,錬金術の師匠のイズミは亡くなってることになってます. そして,マスタングは伍長に降格し,北方の小屋でひっそりとしている感じでした.

ブラッドレイが最初ドラゴンを探しているという事で, そのドラゴンが旧版最終話で扉を超える際に龍になったエンビ―でして,エドを見つけると攻撃してきます. その後1923ミュンヘンで暗躍していたトゥーレ協会がドラゴンエンビ―を捕縛して扉を開けるための材料?として終盤に使います.

んで,トゥーレ協会が暗躍してナチを動かしており,そのためにシャンバラへ行きたいと. エンビ―ドラゴンと捕らえられた旧ホーエンハイムを生贄に扉を開こうとし, 丁度そのときシャンバラでアルが水樹ラースと暴走して気持ち悪くなったグラトニーを生贄に扉を開こうとした (このとき水樹ラースはイズミの元へ帰りました...)ことで, 扉が開き,シャンバラにトゥーレ協会のボスが兵を連れて飛び込んできます. このときエドはハイデリヒのロケットで扉を超えてきます. このときハイデリヒは撃たれて亡くなってしまいます. その後久し振りの兄弟の再開後,暴走したトゥーレ協会のボスを止め,扉を閉じるためにエドは再びミュンヘンに戻ってきます. エドとアルは永遠の別れかと思われた時,アルもこっちの世界に来てしまいました. さらに扉を超えたことで記憶も戻っていました. アルのブラコンさがスゴイっすね...

そんでもって,エルリック兄弟は二人仲良く旅すると...

そんな感じのストーリーでした.

新版:ミロスの聖なる星

映画の公開自体は新版(2009年)のあと(2011年公開)だと思われるのですが, 内容は新版の続きではなく, アルが錬成人なしで発動させていたことから新版の15話あたり?に元々ないストーリーをぶっこんだ感じでした. まぁ,アニメあるあるだと思いますが, 元々のストーリーといくつか矛盾があったり,元々のストーリーが面白いためにショボく感じるみたいなことが, 同じように言えるかなと...

アニメと作画,特に顔の輪郭が違いますね. これもアニメあるあるだと思います.

新版ではキンブリーは胃の中に賢者の石を隠し持って使うときに取り出して使うわけですが, 映画では賢者の石を飲み込んだだけでジュリアが外見が変わりパワーが増しという賢者の石効果が発動しており, 元々のストーリーとなんか違うような気がしました... そして,このジュリアにアルが少しばかり惚れた描写がありますが,アルはウィンリィのことがと思ってたのですが, 矛盾ってほどではないけれど違うような,不必要な感じが...

最後の溶岩の止め方がよく分かりませんね... アレで止められるか?

大いなるネタバレとして,物語が始まるきっかけでもあるアメストリスから脱獄するクレタの軍人アトラス(偽アシュレイ)が, 声優さんの森川さん. ジョジョでは吉良吉影を担当したわけですが, アトラスはどっちかというとカーズみたいな感じのキャラでしたね. 途中でカーズがしてたポーズ(勝てばよかろうなのだーではないけども)と同じようなポーズしますし.

映画見て思ったのは,MARVELのスパイダーマンがおじさんに言われるやつだったかな?の ”大いなる力には大いなる責任が伴う”ってことでした.

新版の映画もゲスト声優がいて,ブラックマヨネーズ田中みな実さん(当時はまだTBSアナ)でした. 全く気づきませんでしたね~

元々のアニメのクオリティが高いだけに映画は蛇足といいますか, 面白くないというわけではないですが,正直私的にはビミョーでしたね... 映画という数時間の間には限界があるのかもしれないですね...