芋の独り言

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漫画での魅力的な敵キャラ

この間の朝日テレビでのアニソンランキングで過去のランキングでは るろうに剣心のOPが1位だったわけですが, ラオウ北斗の拳)と志々雄真実(るろうに剣心)って作中での立ち位置というか, キャラが似ている, 悪として圧倒的なカリスマ性があるよなぁっと,ふと.

カイオウ(北斗の拳)は雪代縁(るろうに剣心)と重なりますね. そんでもって両者ともラオウや志々雄よりメジャーではないという... 実力的には引けを取らないはずなんですが, キャラとしてはあまり目立ってない気がする...

この差ってなんなのかと考えると, ラオウや志々雄は天に敵対し己の覇道をとことん突き進む過程で ケンシロウや剣心と戦うといった流れだ思うのに対し, カイオウや縁は私怨による復讐といったイメージが強いからなのではないかなぁ? 縁の場合は完全に復讐でしたし, カイオウも北斗宗家への恨みから魔人になってしまったわけですし. この差が作中でのキャラの存在感の差になったんじゃないでしょうか?

DIOジョジョの奇妙な冒険)も思想としてはラオウや志々雄と同じだと思うんですが, 最期がね, ジョジョの奇妙な冒険のラスボスはたいていそうなんですが, 最期に小細工を使って主人公のカウンターを喰らうイメージが強い... ヴァレンタインぐらいか,最期が華々しい?の. 「我が心と行動に一点の曇りなし・・・・・・!全てが『正義』だ」ってやつ. ラオウの「わが生涯に一片の悔いなし」と被るものがありますね.

魅力的な敵キャラって, 自分の信念を貫くのと散り際が華々しい(潔く負けを認め相手を称賛する)ですよね. キンブリー(鋼の錬金術師)が人気あるのも同じように 自身のポリシーを曲げないのとエドを素直に認めているからなんでしょうねぇ~