芋の独り言

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たまたま聴きましたラジオにて,「自然」という言葉は元々日本にはなく, 明治の欧米化に伴いNatureの対訳として「自然」という言葉が造られた, つまり, 明治前までの日本人は自然と共に,自然の中の一部として当たり前に暮らしてきたので, 「自然」という概念が無かった, というようなことを聴き, ラジオ内での聞き手と同様に深く頷きました.

「人間」と「自然」っというように分離してしまっているのは西欧・欧米思考で, 木造建築の日本と石造りの西欧の違いにそのことが表れているような気がします.

ただ,今の日本人の大抵は西欧・欧米思考になっていますよね. 思うに, 「自然」っていうのは”神”で,畏敬の対象で, 生活の一部で,「自然」というように人から分離してしまうのは誤り, 「自然は大事に」とか「自然を保護しよう」とかいうこと自体が おこがましいんじゃないかと思います.

”人”と”神”様のつながりが無くなっちゃったんですよ. 分かたれてしまったんです.

だからどうすればいい,っていうのは私にはないですが, 自身も”母なる大地の一部”なんだと日々ありとあらゆることに”感謝”と”敬意”を持ちながら 生きていけばいいのではないかな, っと思います. そうして生きていけば人間同士のいざこざも少しは無くなるのではないでしょうか?

最後までお読みいただき,”ありがとうございました”.