芋の独り言

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つぶやき

子供は親に拒絶されたくないと思う生き物なのだ.だから,虐待があっても第三者に相談しない. もしくは,周りの人間を信用していない,ということになるだろうな.生物学的に本能としてプログラミングされていることなのだろう.
子供は国にとって,ひいては世界にとっての資産であり,愛を以てして大事に育てるべきだ.社会において,一定数バグとなる人間はどうしても存在してしまう. バグ人間が社会に影響を及ぼす前に排除してもらいたいものだげ,社会システムや倫理・文化といったもので,それは難しいことだ.
ならば,どうすべきか?それは如何にして子供から信用を得られるかということを理解しているかということである.
イジメにあっている子供は,簡単に両親に相談しない.何故なら,両親に心配をかけ拒絶されたくないという思いと,相談したところでイジメは解決しないどころか 悪化させる可能性があると考えているからだ.この両親は子供から信用されていないということだ.島田紳助さんはかつて,自分の娘に対し,自分が如何にしていじめを解決できるか, またその成功率について,そして失敗した時は引っ越すという策があることをプレゼンし,娘の信用を得,さらにいじめっ子の前で自分の娘を罰したそうだ.いじめられている側にも何かしらの原因があるという考えからであり, 島田紳助さんはいじめっ子との約束をした.それでイジメは解決したようだ.う~ん,上手く伝えられてない気がするが,つまり,親は子から信用を得るためにプレゼンしなくてはならない. 家族は子が最初に出会う社会であり,会社で案を通すには社員の同意を得なければならないように,子から同意を得なければ親は決して信用されない.子と親の関係性は,血の繋がりを除けば,会社での上司と部下や同僚の関係の構造とたいして変わらない. 人間同士であることに変わりないからである.ただし,子から信用を得るには,マイナスの行動をとってはならない.例えば,”お前は○○が下手だ”とか”お前には○○はできない”とか ”あそこの○○君はできるのにお前はできないのか”といった子の人格否定をすることである.これは社会でも同様に,上司が部下に対して行ってはならない.それを行うと,いずれ社会的な死として復讐されることになる.気を付けねばなるまい.