芋の独り言

当ブログへのアクセスは当ブログのプライバシーポリシーに同意したものとみなします.

明石家さんまは本当にお笑い界の”白髭”なのか?

明石家さんまは本当に面白いですし,冠番組を多数持ってらっしゃいます.そんなさんまさんで,有名な事の一つといえば,自称”お笑い界の白髭”を謳っていることです.さんまさんが,元SMAP木村拓哉さんからのススメで読んだらハマったという,世界でも類を見ない人気漫画”ONE PIECE”に登場する白髭こと,ニューゲート(でしたよね?)の最期のシーンと自信を照らし合わせて,自称”白髭”を名乗ってらっしゃると思います.その最期のシーンというのは,白髭が立ったまま死して,そのマント?が風で吹き飛ばされた時,白髭の傷一つない綺麗な背中が現れ,”その生涯に一片の逃げ傷なし”みたいなことが説明されるというようなシーンだったかと思います.”その生涯に一片の逃げ傷なし”に対し,さんまさんは”笑いの逃げ傷なし”ということで,自称白髭を名乗るようになったかと...その経緯で”さんまのホンマでっか!TV”の尾田栄一郎さんの自宅訪問SPでは,さんまさんは尾田栄一郎さんからさんまさんを白髭風に描いた色紙をプレゼントされていました.自他ともに認められているのかもしれません.

しかし,私はさんまさんを本当にお笑い界の”白髭”と言っていいのだろうかと,日々番組を視聴して思うわけです.なぜかというと,

①さんまさんは白髭と違い,優秀な船員や傘下がいません.さんまさんの船員は,ジミー大西さん・間寛平さん・松尾伴内さん・村上ショージさんぐらいでしょう.しかも,全員一兵卒というか,なんというか,さんまさんがいなければ輝きませんし,見ての通り航海士や船医がいません.中川家を船員として数えるならば,少しは戦力が上がりますが...それでも少数烏合といった感じですよね...所ジョージさんや今田耕司さんは船員や傘下というより,横で並走して”さんちゃん,オモシロイねぇ~”と言ってる感じでしょう.

②白髭と違って,さんまさんは優秀なお笑い芸人を育ててきたわけではないです.白髭は船員や傘下を息子として呼び,家族のように接し,優秀な船員を多数育てたわけです.白髭に対する信頼感は絶大です.一方,さんまさんは誰かを育てたわけでなく,芸人としての信頼感や恐怖はあっても,人としての信頼感は白髭と比べるとペラッペラです.

③白髭は部下の技を盗みませんが,さんまさんは後輩のギャグをすぐパクります.まぁ,後輩芸人からしたら自分のギャグを大御所がやってくれるというのは有難いと思いますが,いい歳なんだから落ち着いてくださいよと,たまに言いたくなってしまいます.

④強敵(とも)なし.ビートたけしさんは強敵というより,尊敬の対象でしょうし,ビートたけしさんがさんまさんに背を貸して戦うというような間柄には見えません.唯一強敵といえた島田紳助さんはすでに芸能界を去っています.

 

以上のようなことから,さんまさんを”白髭”と呼ぶには足りないのではないだろうか?と思うわけです.では,代わりに誰が良いだろうかと考えました.考えた末の私の結論,それはさんまさんはお笑い界の”白髭”ではなく”ボン・クレー”だ,ということです.

これ以外に思いつきませんでした.オカマという点は大きく異なりますが,友を大事にする漢気や面白さといった点はぴったりではないでしょうか?それに髪形や顔の形も今のさんまさんと同じように見えますし.皆さんはどう思いますか?

 

 

ちなみに,”少数烏合”と書きましたが,そんな言葉はないと思います.少数精鋭の精鋭でないものを意味したく,”精鋭”の反対は何だろうと調べたら,

『精鋭』の対義語は、何という語句でしょうか? - 烏合。 - Yahoo!知恵袋

に精鋭の反対は”烏合”だとあったので,少数烏合と表現しました.

この後に,国語辞典で意味を調べると,

烏合:〔カラスの集まりを無統制の典型と見立てたことから〕おおぜいがただ集まったうだけの状態.

精鋭:敵に勝る資質・長所と,敵をうちひしぐ鋭い攻撃力とを持っていること.また,そういう兵士や艦船.

とのことです.明確に対義語とは載ってないので,正しいか分かりませんが,少し勉強になりました.