芋の独り言

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平行世界でタイムパラドックスは解消される【自論】

タイムパラドックスは,過去へ時間軸移動して歴史を改竄するなどにより,自身の居た本来の時間軸と歴史が異なり, 自身が生まれない世界になってしまうことにより,過去に時間移動した自身はどうなってしまうのか?といったような 矛盾が生じてしまうことである.
しかし,平行世界の論ではそういったことは起きないと私は考える.時間移動は世界線移動と同義である.というよりも,過去へのタイムトラベルというのは, 実際は過去への移動ではなく,自身の居る世界線の過去によく似た(人間では認識できないほどの違いがある)世界線へ移動しているだけなのである.従って,移動した者は そのまま世界線にとどまり,歴史が変わっても(実際には歴史が変わるのではなく,自身の居た世界線の歴史とは異なる分岐をたどるだけである),映画のように世界線から自身の存在が 消えるわけではない.
世界線からの消滅は世界線そのものの消滅と等しいと言える.”シュタインズゲート”において岡部はシュタインズゲート世界線にたどり着くが,そうでないディストピア世界線が消滅しているわけではなく, 存在し続けている.世界線の消滅は現実改編と同義であり,”涼宮ハルヒシリーズ”の涼宮ハルヒや”MARVEL”のスカーレットウィッチのような強大な能力者でない限り不可能である.
しかし,移動することは我々にもできるはずだ.時間と空間から第3の軸が導出されれば可能であるように思える.また,世界線移動はありとあらゆるものを凌駕することになるかもしれない. これが真実ならば,いずれ開発戦争は免れないだろう.