芋の独り言

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ビジョンとはなりたいではなく,したいだ. becomeではなくdoだ. doでなければ誰もそのビジョンに共感してついて来てはくれない.

このようなことは以前YouTubeにてベイレーンが動画にして語っていたことだ. 小学生に将来の夢として何になりたいかを聞くのは誤りであると. 何をしたいかを問うことが筋なのだと.

歴史にしても今の世にしても,見れば分かることだが, becomeだけしか考えていない者が権力を握ると悲惨なことになる. しかし,具体的なdoを掲げる者であれば改革を成功させ民の生活を豊かにしてきた.

becomeはあくまでdoを実現させるために必要な手段のうちの一つにすぎない. ○○をするために○○という地位が必要である,という具合だ. ○○したいと最初に考えることが重要なのだ.

将来の夢はと聞かれて,例えば,「自衛官になりたい」と答えるのではなく, 「愛する家族とこの国を守りたい,そのために自衛官にならねばならぬ」,と答えるのである. 「真理を追究したい,そのために研究者になる,そしてそのために大学に進学する」ということだ.

一般の者であってもこの発想は大事であるが, 人の上に立ち政治を行う者はより大事である. 総理になりたいというだけで成り上がった者は民の為に何かを成し得ないし信用できない. また,そのような者を国民は投票で選んではいけない. 選べばどうなるか今一度人類の歴史を振り返って恐怖を感じなさい.